タローバームの起源と歴史
ビーフタロー(牛脂)とは
タローとは、牛や羊などの動物性脂肪を精製(レンダリング)したもの。
特に腎臓周りの脂肪(スエット)は不純物が少なく、栄養価と安定性が高いとされ、古くから重宝されてきました。
原始時代から
実はタローの歴史は非常に古く、狩猟採集をしていた原始時代の遺跡で、動物性の脂を料理や保存に使った痕跡が残っています。
また世界最古の都市文明メソポタミア文明では粘土板の記録に、動物脂(タローの原型)で作った石鹸のレシピが記録に残っています。
古代エジプト文明では壁画、パピルスに「動物性脂+植物性油」の化粧用クリームのレシピが記録されています。
中世では、も道院や家庭でハーブ × タローを組み合わせた薬用バームが作られていて、
「家庭の薬箱」のような存在でした。
世界各地の先住民も動物脂をスキンケアに使用。
肌に“最も近い脂”として本能的に選ばれていました。
なぜ一度消えた?
スキンケア、石鹸、照明、医療に至るまで原始時代からずっと使われてきたタローが、急速に使われなくなったのは20世紀に入り、安価なワセリン等に代表される石油由来化学製品にとって代わられたり、工業化が進んでから。
植物油脂会社の「動物性=不健康」という強力なキャンペーンや、石油系化学会社の動物性は「古い」「匂う」「時代遅れ」という刷り込みで、タローはこの100年ほど表舞台から姿を消しました。
現代での再評価
けれどここ数年、欧米を中心にLow Toxや原始回帰のライフスタイルの広がりとともに、タローは再評価されています。
天然でシンプルな成分ながら、敏感肌や赤ちゃん、乾燥肌向けのスキンケアとして注目され、古代から続く知恵と安心の価値が現代に蘇っています。
タローは、人類史の中で常に肌を守る知恵として生き続けてきた素材です。
そして今、私たちはその価値を現代の暮らしにお届けます。
「新しいもの」ではなく「原点回帰」
タローバームは人類最古のスキンケア
Tallóraのタロー
Tallóraのタローは、オーストラリアでのびのび育った牧草牛の脂肪のみを使用したオーガニック原料。
希少で質の高い脂肪「スエット」を精製しており、肌になじみやすく、自然な保護膜のように包み込む感覚があります。
飽和脂肪酸を中心とした安定した組成で酸化しにくく、人間の皮脂組成に近いため、肌馴染みがよく、脂溶性ビタミンA・D・E・Kも豊富に含まれています。
さらに、バームに使うその他の原料も、ほとんどがオーガニック認証を取得したものです。
蜜蝋やホホバオイル、エッセンシャルオイルもオーガニックのものを中心に使用しており、肌にやさしく安心して使えます
(一部のエッセンシャルオイルは認証なしです)。
製造工程でもプラスチックは一切使わず、医療グレードのシリコン、ガラス、ステンレスのみを使用。
自然の恵みをそのまま肌に届けるため、素材も工程も丁寧に選んでいます。
Tallowはこんな方におすすめ
乾燥肌・敏感肌の方に
タローは人間の皮脂に近い脂肪酸構成を持つため、肌になじみやすく、うるおいをしっかり閉じ込めます。乾燥しやすい肌や敏感肌の保湿ケアにおすすめです。
赤ちゃん・子どもの肌トラブルに
添加物を使用せず、昔から乳児湿疹やおむつかぶれのケアに使われてきました。デリケートな赤ちゃんや子どもの肌にもやさしく使えます。
アトピー・湿疹が気になる肌に
肌バリアを構成する成分に近く、バリア機能をサポート。外部刺激から肌を守り、健やかな状態へ導きます。
傷んだ肌・日焼け後のケアに
肌の修復や抗酸化に関わる栄養素を自然な形で含み、紫外線ダメージを受けた肌や、ゆらぎやすい肌のアフターケアにも適しています。
大人のエイジングケアに
飽和脂肪酸や脂溶性ビタミンを豊富に含み、肌にふっくら感とハリを与えます。乾燥による小じわやキメの乱れが気になる方に。
手荒れ・かかとのカサつきに
水仕事や乾燥で荒れやすい手元、硬くなりがちなかかとをしっとり保湿し、なめらかな肌へ整えます。